黒人音楽のルーツを訪ねて


~ Blues の Memphis と Jazz の New Orlenas ~

01.Graduation(卒業)

 長女がテキサスに留学して4年半経ちました。次女は中学生の時に一人でテキサスまで遊びに行った事があるけど、私も夫も一度も行った事がなかったので、卒業式だけは出席しようと決めていました。

 夫はせっかくテキサスまで行くのなら、Jazzの発祥地ニューオリンズにも行きたいと言います。私はニューオリンズだけではなく、Bluesの発祥地メンフィスやCountry&Westernのナッシュビル、「風と共に去りぬ」の舞台アトランタにも行って見たいと思いました。

 しかし師走という忙しい時期に取れる休暇はせいぜい1週間で、その期間に行ける範囲は、空港のあるダラス/フォートワースと娘の大学のあるウチタ・フォルズ以外ではメンフィスとニューオリンズが限度でした。

その結果

 テキサス州[フォートワース、ウチタ・フォルズ]→オクラホマ州→アカンソー州→
 テネシー州[メンフィス]→ミシシッピー州→ルイジアナ州[ニューオリンズ]→テキサス州[ダラス]

と約1,600マイル(約2,500km)を1周する事になりました。
2,500kmって、札幌から鹿児島までの距離ですが、アメリカの地図上だとたったこれだけです。

 ダラス/フォートワース国際空港を本拠地としているアメリカン航空なら成田から直行便があり、片道5,000円で小松→羽田の国内便も追加できます。

 宿泊するホテルはウチタ・フォルズでの2泊は娘のアパートに泊まれば良いので、メンフィスの2泊、ニューオリンズの2泊、ダラスの1泊をインターネットで予約しました。

 国外運転免許証は運転免許センターで発行してもらい、レンタカーを娘に予約してもらいました。

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